インターネットを利用した独自の取り組みについて、自社・他社を問わず、情報提供を求める形でたずねた結果、いくつかの回答を得ることができた。
　独自の取り組みであれば回答の中にもあるように、核心の部分は当然「企業秘密」といった制約はあるものの、実際に行われている取り組み事例という観点で「こういう使い方があるのか」を知るための参考になると思われる。
　主だった回答を業種別に、以下に紹介する。

【製造業】
• インターネット電話による長距離電話〔製造業〕
• これまで面接や電話での商談が、大手得意先においてはインターネットを利用した情報交換によってすぐに会議で検討される〔製造業〕

【小売業】
• ７０店舗のフェーシング、出退勤、前年比、受発注などを本社一括管理〔小売業〕
• 商店街活性化のためのインターネット無料相談〔小売業〕
• 新車の購入価格が分かる「オンライン見積もり」機能〔小売業（自動車）〕
• 電子メールと画像送信による自動車の修理見積もり〔小売業（自動車）〕

【サービス業】
• 電子メールを利用して3700人のネット会員にニュースを提供している〔サービス業〕
• 集合住宅における利用〔サービス業〕
• 在宅勤務を視野に入れ取り組んで行く〔サービス業〕
• 宿泊予約のドコモｉモードページを開発〔サービス業（旅館）〕

【その他】
• インターネットバンキング・資産運用相談〔その他（銀行）〕
• 証券業界ではオンライントレードが注目されている〔その他（証券業）〕

【他社の情報】
• 町民の意見を聞く掲示板が町議会議員のホームページにある〔他社〕
• 図面や部品表などのデータを国内外でやりとりし効率化を図っている〔他社〕
• 物流倉庫業における出荷指示データの電子メールによる受信がある〔他社〕
• 農家情報ネットワークシステムによる農家簿記、農営情報、農業技術の提供〔他社〕

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