7 設備投資

(1) 金属工作機械受注状況
 10月の中部通産局管内の金属工作機械受注状況(主要9社)をみると、総受注高は前年同月比21.5%減の274億円となり、4ヵ月連続して前年を下回った。そのうち国内受注は、主力の自動車(48億円)が再び減少に転じ、一般機械(30億円)が6ヵ月連続して前年を大きく下回ったのを主因に、全体では49.0%減の91億円となった。一方、海外受注は、アメリカ向け(80億円、9.7%減)が22ヵ月振りに前年を下回ったものの、ヨーロッパ向け(84億円、60.3%増)が引き続き前年を大きく上回っていることから、6.8%増の184億円と、23ヵ月連続して前年を上回った。アジア向けは受注額(10億円)、前年同月比(51.3%減)、シェア(5.4%)ともに一段の落ち込みをみた。海外受注比率は62.7%と、依然高水準。







戻る