晩婚化・非婚化

──30代女性はなぜ結婚しないのか──



松本真澄
(東京都立大学大学院
工学部建築学専攻助手)

瀬川祥子
(三和総合研究所研究員)



 瀬川:現在進行している少子化の主な要因は、晩婚化にあるといわれています。国勢調査によると岐阜県の未婚率も全国よりは低いものの、1995年の30〜34歳では、男性の3人に1人、女性の7人に1人が結婚していないという結果になっています。また、1995年と1990年との5年間での変化をみると、30〜34歳の未婚率は男女共に5ポイント上昇しており、晩婚化が進展しているといえます。そこで、ここでは30代の女性に焦点をあてて晩婚化・非婚化について話し合いたいということですね。
 松本:そうです。その前に私たちの立場ですが、私たちは二人とも都市計画や住宅などを専門としています。ただ、都市計画や住宅政策、地域づくりなどは生活や家族のあり方と密接に関係しているので、こうした視点から晩婚化・非婚化や少子化問題を考えています。そのうえ二人とも30代ということで、まさにこの問題の当事者でもありますね(笑)。ですから、統計データやアンケートの結果やそこから語られていること以外に、同世代の人たちの結婚しない気分や雰囲気を肌で感じ、思うところはあります。
 瀬川:確かに結婚に対する意識は、世代や性別で大きく異なっています。個々人の意識の差は、それ以上に大きいかも知れませんが、何とか30代女性の共通項を導こうということですね。そこで、本稿を書くにあたって、それぞれ個人的なネットワークのほかにインターネットやメール等も活用して30代独身女性の声を集めました。こうした事例を紹介しながら、その背景にあるものを論じることで、晩婚化・非婚化問題に迫ってみることを試みました。なお、今回のサンプルは都市部の高学歴女性に偏っています。しかし、少子化・晩婚化の要因として、女性の高学歴化や社会進出などがあることを考えれば、これらの人々の意識が重要であるといえます。
 松本:先頃発表された厚生省の出生動向基本調査によると、20代後半未婚者のおよそ4人に1人が「結婚には利点がない」と回答しているようです。更なる晩婚化が予想されますが、こうした非婚化・晩婚化の背景に、価値観の変化と経済的なゆとりが存在することは見逃せません。つまり、生活のために結婚しなくてはならないという状況が薄れ、結婚しなくてもやっていけるようになったということです。ただ、結婚規範が弱くなったとしても、結婚することに価値を見いだす人が多ければ晩婚化や非婚化にはならないはずです。この点をもう少し詳しく考える必要がありそうです。

 *「まだ結婚はしたくない」モラトリアム

 瀬川:厚生白書によると25歳から34歳の女性の場合、「独身にとどまっている理由」として「自由や気楽さを失いたくない」が38%、「必要性を感じない」が35%となっています。具体的にはどういうことなのかを、事例をみながら考えたいと思います。

 ●事例1:ゆみ子さん(東京都目黒区在住、33歳、メディア製作会社専門職)
 今すぐにではないけれど結婚はしようと思っています。5年近く付き合っている彼氏もいます。ただ、今はまだ仕事も面白いし、一人暮らしの自由な時間や空間も捨てられないです。今年は友達とモンゴルに旅行しました。結婚してしまうと、旅行とか、そういう自分を広げるような経験をする機会が少なくなってしまうような気がします。現実問題としては、彼は茨城にあるメーカーの研究所で仕事をしていて、私の仕事は東京なので、それも結婚していない理由のひとつです。別居結婚をしている友達もいますが、一緒に生活しないならわざわざ結婚することもないと思います。子供はやはり欲しいので、(結婚・出産をとるか、現在の状態を続けるかについて)数年のうちには決断しなくてはいけないと思っています。

 松本:男性並の所得がある女性にとって、結婚は家事負担の増加や自由の束縛を意味する傾向があります。「自由や気楽さ」には趣味などを楽しむ時間のほか、自分の可能性を試したり自分を磨きたいという気持ちも含まれています。こうした意識を持つ女性が、結婚に強く「必要性」を感じるのは、子供が欲しいときだといえます。「30歳までには」あるいは「35歳までには」それもだめなら「40歳までには」という結婚意識のなかには、世間でいう「適齢期」ではなく、女性にとってはシビアな出産可能年齢を計算している面があるように思います。つまり、それまでは「まだ結婚をしたくない」なのであって、「結婚できない、結婚する気がない」のとは意識の上で異なっています。
 瀬川:出産を意識するまでは結婚の必然性が薄いという意識構造は多くの事例から見受けられました。特に、この事例は、付き合っている人もいるため、こうした言動は、上の世代や男性には「身勝手」「わがまま」という印象を与えているでしょう。しかし、実際には、35歳や40歳という出産可能年齢の上限を気にしつつ「とても結婚したいけど、結婚できていない」というケースが多いです。

 *幻の理想の結婚相手
 松本:それでは、女性の独身でいる理由の一位である「適当な相手にめぐり会わな(52%)」に関して、次の事例をみてみましょう。

 ●事例2:きょうこさん(東京都立川市、35歳、メーカー事務職)
 結婚はしたいと考えています。ただ、まわりの男性に魅力的な人、生き生きした人がいないんです。一応、自分のことは棚に上げて置きますが、シングル男性をみると、バランスのとれた人が少ないと思います。男性の理想像が高すぎるとは思いません。そんなに面食いでもないし、私も仕事をしているので経済的には普通に稼いでいる人ならば十分です。私をあてにされるのは困りますけど。家事についても全くやる気のない人は、お断りですね。この年になってくると、自分も相手も個性や生活スタイルができあがっていて、相手に合わせられる幅が狭まってきています。自分と合う人を捜そうと思うと、20代は100ピースくらいのジグソーパズルだったのが、今は1000ピースくらいのパズルをやっている感じです。新しい出会いの機会もほとんどないし、難しくなってしまったなと感じています。

 瀬川:今回の調査では、”魅力的な男性がみつからない”という発言が多くみられました。しかし、これは単純に男性に魅力がないわけではなさそうです。” 魅力的な男性がみつからない”というケースに共通してみられることは、“理想像は高くない”としつつも、現状では全ての条件を満たすことは不可能に近そうな要素が並んでいることが特徴的にみられます。もう少し詳しく説明すると、例えば事例2の場合では、「生き生きした人」が良いというのがあります。「生き生きした人」の定義は難しいですが、話題が豊富で打ち込めるものを持っている人のイメージが湧いてきます。こういう”魅力的な人”は得てして仕事もできるため、一般企業に務めていれば多くの仕事を任されて一所懸命働かざるをおえない立場に追い込まれていることが想像できます。その上で家事も手伝い、二人の生活も楽しみ、となると、かなり超人的な体力の持ち主でないと難しそうですね(笑)。つまり、女性側の価値基準が、「家事はできて欲しい」けれど「仕事のできる男性が好き」というように、新しい価値観と旧来型の価値観が共存しており、ジレンマのようなものが感じられます。
 松本:日本の企業に勤めている場合、「魅力的で仕事ができる」ことと「家事を手伝える余裕がある」ことは両立しにくく、無い物ねだりになりがちだということですね。さらに、東京の場合は、往復で2時間以上の通勤時間はあたりまえですから、生活時間から考えても仕事と家事・育児をこなすことは大変です。この点に関しては、地方はそのメリットを十分活かせるはずですね。

 *相手選びと自分探し
 瀬川:さらに結婚条件の要素も相手探しを難しくしていると思います。一昔前まで、女性の男性を選ぶ条件は「3高」であると言われ、こういう客観的な条件であれば、条件を合わせやすかったといえます。つまり、結婚したいという意識が強ければ、例えば理想よりも年収が10万円少なくても躊躇せずに結婚に踏み切るでしょう。しかし、現在の相手の条件としては、「話が合う人」「居心地の良い人」などが多くあげられています。例えば、「話が合う」相手という条件の場合、話は合うか合わないかのゼロ・サムになりがちで、「少しなら話があうから我慢しよう」という妥協は困難です。一人でも生きていけるという経済力をバックに、結婚の意味は、より精神的になっているといえそうです。そのため、良くいえば“純粋”であるといえますが、反面、理想主義となり妥協しにくいともいえます。
 松本:実は、この「理想の相手を選ぶ」あるいは「理想の相手に選ばれる」という行為自体が、今の30代以下の人たちの特徴をよく表していると思います。結婚相手だけでなく、仕事についても同じですが、自分に合った人、自分の能力を生かせる仕事、というように、理想的あるいはイメージにあてはまるものを探しているのです。共通一次世代の特徴とか消費社会の落とし子、と言われてしまうかも知れません。つまり、結婚生活にしても二人で作りあげていくものではなく、自分がイメージしている結婚とか家族とか生活があり、それに合う人を選ぼうとする傾向が多分にみられます。洋服などと違って結婚相手は簡単に取り替えられませんから、こうした「正しい答えを選ぼうとする」選択方法自体が結婚を遠ざけているのではないでしょうか。
 瀬川:そうですね。さらに、「私に最も合う結婚相手のタイプ」を探しているというケースも多くみられます。しかし、実際には、「合う相手のタイプ」や「理想の結婚相手のタイプ」というものが最初から存在するわけではなく、お互いに相手に「合わせながら」「理想の結婚の形に近づいてく」ものであるはずです。つまり、この「結婚相手のタイプ探し」は、実は「私のタイプ探し」という自分探しの側面が強くみられます。この「自分探し」をはじめてしまうと、そこから抜け出ることは難しそうです。

 *仕事? 家庭? それとも両方?

 松本:女性が外で仕事をするようになったために、結婚の時期が遅れているのだという意見をよく耳にします。しかし、日本以上に女性の社会進出が進んでいる欧米で、日本のような晩婚化現象は起きてはいません。それでは、次の事例をみてみましょう。

 ●事例3:みきさん(東京都世田谷区在住、31歳、サービス業総合職)
 実際、働き始めて最初の1、2年は右も左もわからないまま、あっという間に過ぎてしまって、やっと何とか一通りこなせるようになったと感じたのが5年目。でも、そうなると自分なりに少しずつでも「こうしてみたい」という欲が出て来ちゃってやめたくなくなってしまいました。もちろん辛いときもあるけど、今となってはこの充実感や達成感も手放したくないです。実は、私は入社当は内心腰掛け就職でやめようと思っていたのですが、すでに10年近く働き続けてしまったら仕事も大切な私の人生の一部になってしまって、今更やめられなくなってしまいました。やはり仕事はしてた方が人との出会いの幅がちがいますし。結婚するとなると出産・育児のことも考えなきゃいけないし、一旦仕事を休んでから復帰するためにはある程度の実績が必要だからもう少しがんばらないと。結婚はしたいけど、その前に仕事が山積みって感じです。

 松本:よほど強いDINKS(共働きで子供のいない夫婦)志向でない限り、結婚と出産・育児は切り離しにくい問題です。ですから、女性の場合は結婚する段階で、育児と仕事をどのように折り合いをつけていくのか、という問題を考える必要に迫られます。つまり、結婚と育児が直結しているために、結婚の時期を遅らせたいという心理も働いているようです。特にキャリア志向の強い女性の場合、その間の仕事のストップやスローダウンに対する心配、あるいは、それによって男性と対等に仕事が出来なくなるという脅迫観念のようなものを感じることがあります。この場合、育児休業制度があればそれで十分というものではないと思います。
 瀬川:キャリア志向でなくても、結婚・育児と就業は難しい問題といえます。特に30代前半は、バブル期入社であるため、あまり苦労せずに入社したものの、入社直後から就職が厳しくなり、現在の会社に就職できたことは幸運だったという意識があります。したがって、実績を積む前に育児休暇を取得し仕事を中断したいとは会社に言い出し難いし、かといって転職はしたくないし、できないという状況があります。
 松本:現在のように雇用状況の悪いときはなおさらですね。また、家庭と仕事の両立を優先するために、公務員や教職といった比較的両立ができそうな職業をはじめから選択する女性も多くいますし、企業に入社してから仕事と家庭との両立の困難さを感じ、改めて資格を取得して両立しやすい職場に移る傾向も顕著です。問題は、事例1や事例3のように、両立しにくい職を選択してしまい、しかもその職業に魅力を感じている女性の場合ですね。

 *娘からみた専業主婦の母
 瀬川:社会の価値観が変化しているという側面も大きいでしょう。4番目の事例は母親世代と娘世代との結婚観のギャップの例です。

●事例4:ようこさん(千葉県柏市在住、38歳、設計事務所専門職)
 私の場合は、専業主婦にはなりたくないという思いが強くありました。夫の出世と子どもの学歴・出世だけが自分の評価になるような人生は嫌だと思ったからです。もちろん、結婚する気がないわけではないですが、結婚して子供がいても続けられるだけの資格とキャリアをつけようと思っているうちに、今に至ってしまったという感じです。子供の時はお手製の服を着て、手作りのおやつを食べ、大切に育てられたと思うし、感謝もしてます。ただ、私からみると母は燃焼しきっていなかったというふうに見えました。例えば父が思うように昇進しなかった時などに「私の人生が間違っていた」とか言うのを聞いていると、「それはあなたの人生じゃないんだから」と言いたくなる気持ちでした。母を否定はしませんが、母のようになりたいとは思えません。

 瀬川:このケースの場合、専業主婦に対するイメージの時代変遷が影響しているようにみえます。「サラリーマンの専業主婦」が一般化したのは比較的、近年のことです。現在の40代が生まれた1950年代後半はサラリーマン比率も専業主婦率もまだまだ低く、サラリーマンと結婚して専業主婦になることは「あこがれ」であり理想でした。しかし、60年代には全配偶者に占めるサラリーマン妻比率が過半数を超え、現在の30代前半が生まれるころには、サラリーマン妻の専業主婦ということがステータスにはならなくなり始めています。そして、現在の40代が結婚した後となる70年代後半を経て、81年には「なんとなくクリスタル」に代表されるような優雅な独身生活が注目され、一方で83年には「金曜日の妻たちへ」など“サラリーマンの夫と専業主婦の妻、2人の子ども”という家庭に対する違和感が表面化したといえると思います。つまり、この世代では、専業主婦が理想とはならなくなりつつも、新しい結婚のモデルもなく、結婚に対するイメージが持ちにくくなっていると考えられます。
 松本:また、この事例の場合は、母親が自覚していない潜在的な憂鬱を娘は鋭く見抜いていたのだと思いますが、母親自身が専業主婦に見切りをつけていて、自分ができなかった夢を娘に託すというパターンの事例もありました。仕事を続けている娘に対して「あわてて結婚することはない」と母親が応援してくれるというものです。夫が気付かない妻の不満が、ある時は定年離婚という形になり、ある時は娘への過剰な期待として表出している、という気がします。
 ここで興味深いのは、娘自身は手間のかかった子育てやそれを受けた自分自身を否定していない点です。専業主婦に対して、家庭だけに閉じこもり自立していない面は否定し、その提供する家事サービスは肯定しています。つまり、専業主婦に対してアンビバレントな気持ちを抱いていることがわかります。(これは、郊外化が進展したこの時期の専業主婦が内包している特徴だと思います。これ以降は、社会との接点を求め、あるいは生き甲斐のため、主婦はパートやボランティアと外に活動を見いだしていきます。)こうした人が子育てをするとき、自分が受けたような育児をしつつ、仕事も続けようとすると破綻します。専業主婦的な育児しかイメージできていないと、仕事との両立は不可能で尻込みすることになってしまうでしょう。
 瀬川:自己実現や社会活動への意識は高まっており、その意味では専業主婦を否定しつつも、専業主婦の家庭への貢献は否定できていないということですね。このように個人の意識や気持ちといったものに焦点をあてて結婚観をみてみると、非常に早いスピードで新しい価値観に変化している部分と古い価値観が存続している部分があるようにみえます。それらの中で自分自身の姿勢がゆらいでおり、何を求めるかが定まらないため結婚にも踏み切れないように感じられます。

 *まとめ
 松本:さて、そろそろまとめましょう。30代の人たちは、女性をとりまく雇用環境、社会状況が大きく変化した時期に、青年期を過ごしています。子供の頃は、「永久就職」という言葉もあり、婚期を逃した女性を世間は冷たい目でみていました。学校では、男女同権といった価値観を自分のものとしつつも、現実には上の世代が家庭と仕事を両立させるため、いかに苦労しているのかを見聞きしてきました。また、30代前半の人は、雇用機会均等法の成立後で新卒就職時の苦労は少なく、女性の仕事の幅は従来になく広がった時期です。30代後半の人はバブル景気を実感し、海外旅行などの楽しみを謳歌した人も多いでしょう。自分たちの努力とは無関係に、女性の場合、社会の波に乗った部分があると思います。そのなかで、自分の中の新旧の価値観と上の世代からの情報と自分の経験が一致しない、混乱している状況が生まれています。その中で、遅く結婚することに利点を見いだした人や、どういったライフコースをとるのか決断できず、結婚に踏み切れない人が多くなったような気がします。
 もちろん、こうしたモラトリアムを許容する社会状況があります。今の30代の親世代は、高度経済成長期を通じて経済的に豊かな人たちが多い世代です。親と同居している場合は、特にこの恩恵を受けることができます。アメリカ、イギリスなどに比べると、日本では親と同居する未婚者が大変多いのです。さらに専業主婦の母親がいる場合は、男性と同じように仕事をしても家事というサポートを受けることができます。結婚適齢期という規範が薄らいだこと、結婚していなくても認められるようになったこと、そして周囲に非婚者が増えていることなどがますます晩婚化を加速させています。そして、女性だけでなく「結婚していない」男性も増加しています。
 瀬川:こうしてみると、現在の30代の晩婚化は、社会・経済的な環境がベースにあることは明らかです。そして、女性の高学歴化や社会進出、適齢期という意識の薄れといった変化は、多少の変動はあるにしても、今後もドラスティックな逆行は考えにくいといえます。仕事と育児の両立を容易にする制度の充実など、晩婚化の進展を遅くする要素もありますが、基本的には、現在の晩婚化・非婚化の状況は大きく変化しないと考えられ、結果的に結婚の有無や時期は多様化するといえます。
 その一方で、今の30代は、社会環境の変化による結婚化の急激な変化などを直接うけたことにより、価値観の空白化やモラトリアムがおきているといる側面も強くみられます。こうして状況は、今の20代と同一ではないため、今後の晩婚化現象にどの程度影響するのかは未知数だといえます。現在の30代の結婚しないライフスタイルや、仕事を続けて比較的高年齢で出産するといったライフスタイルを、次世代がどのように評価するのかにかかっているのではないでしょうか。

<参考文献>
有地亨『家族は変わったか』有斐閣選書,1993
石川実ほか『現代家族の社会学』有斐閣ブックス,1997
大橋照枝『未婚化の社会学』NHKブックス,1993
岡崎陽一監修『女性のライフスタイルが社会を変える』東洋経済新報社,1993
野々山久也ほか『いま家族に何が起こっているのか』ミネルヴァ書房,1996
宮本みち子ほか『未婚化社会の親子関係』有斐閣選書,1997
山田昌弘『結婚の社会学』丸善ライブラリー,1996
山田昌弘「晩婚化現象の社会学的分析」『現代家族と社会保障』東京大学出版会,1994
大沢真知子,駒村康平「結婚の経済学」『現代家族と社会保障』東京大学出版会、1994
厚生省監修『厚生白書(平成10年版)』1998
厚生省人口問題研究所『第10回出生動向基本調査 独身青年層の結婚観と子供観』1994
総務庁統計局『平成7年 国勢調査』1995
総務庁統計局『平成2年 国勢調査』1990




情報誌「岐阜を考える」1998年秋号
岐阜県産業経済研究センター


今号のトップ メインメニュー