
「タイプ別パソコン利用法」というお話
新沼 俊彦 (株)三菱総合研究所客員研究員
夏から続いたこの連載も、いよいよ今回が最終回となりました。今回の特集は「タイプ別パソコン利用法」。パソコン=何でもやってくれる玉手箱、と思っている方がたまにいらっしゃるようですが、それは間違いです。自分が何に使いたいか、が決まっていないと、はっきりいってただのお部屋のインテリアと化してしまい、重さで勝負の漬け物石より用途がなくなるかもしれません。パソコンを買って電源も入った、さてそれからどうしましょうか?
それでは、買った時点でほぼ組み込まれているアプリケーションソフトにはどのような活用方法があるのか、自分の趣味を思い浮かべながら読んでみて下さい。
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週末ゴルフ大好きタイプ
やれ接待ゴルフだなんだのと言いつつもゴルフ中毒から逃れられないあなた。きっとゴルフのない週末も、テレビでゴルフ番組をチェックしていることでしょう。そんなあなたにおすすめなのが、ゴルフのスコアを表計算ソフトを使ってまとめてみること。一度入力フォームを作ってしまえば、後は、数字を入力するだけでグラフだってできる。また、コンペの幹事になったなら、ワープロソフト、画像処理ソフトを使って写真・イラスト入りのご案内を配ると周囲の目がかわるはず。たとえゴルフの腕前があがらなくとも、人気者になること受け合いです
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日記をつけるのが楽しみマメマメタイプ
日記を毎日つける習慣のある人はパソコンをマスターする近道が見つかりました。ワープロソフトで日記を書けばキータッチはだいぶ上達するはずです(日記を書く専用のソフトもあります)。文章を間違えてもいちいち消しゴムで消さなくてもいいし、構成も簡単に直すことができる、やがては自伝の完成となるかもしれません。楽しみですね。
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とにかく味にはうるさいグルメタイプ
全国産地直送品は、デパートの物産展に足を運ばなくても手に入れることができる時代になりました。そう、インターネットを使えば、自宅に居ながらおいしい食べ物をたくさん見つけることができるのです。また、最新情報をキャッチするのもとても簡単。月に一度発行される雑誌よりタイムリーな口コミ情報なども入手することができますよ。
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将棋・囲碁ならまかせろタイプ
実は将棋や囲碁が好きだけど、近頃はお相手がいなくて、と秘かに嘆いている方におすすめなのがゲームソフト。ゲームなんて子供のする事、なんて思っていらっしゃると、これがかなり手強く、なかなか勝てません。ただし、熱中しすぎて家のパソコンを1日中独占とならないようご注意を。
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人脈多し、コミュニケーション重視タイプ
日本津々浦々、いや、地球の裏側までお友達のいらっしゃる方には電子メールがおすすめです。何しろ便箋も封筒もそろえないで手紙を送ることができる、しかも相手に届くのが早く、相手の時間の邪魔をせずにすむ、などなど、とても便利なソフトです。外国なら国際電話よりはるかに安上がり。パソコンはもっぱら電子メールだけのために使っている人も多いのですよ。
いかがでしたか?ご自身のタイプはこの中にありましたでしょうか?要するに、パソコンを何に使うかということを悩む必要は全くなく、何気ない普段の生活にいくらでも取り込む隙があるということなのです。冒頭でもふれましたとおり、パソコンは玉手箱ではなく、ひとつの「道具」にすぎません。いわば、語学と同じです。しかし、この道具を使うことができるようになると、自分の世界がさらに広がるのです。外国に行って英語やその国の言葉が話せなくて、「ああ、もっと話せたらどんなに楽しいだろうに」と苦虫をつぶした経験は多くの人におありでしょう。世界中でパソコンやインターネットがはやるのも、単なるブームだけではないのです。いまや小学生でもパソコン教育を受ける時代。もはや年齢は関係ありません。楽しみながら使うことができればそれでいいのです。どうぞ大いにチャレンジしてみてください。