
| 朝晩、めっきり寒くなり、雪の便りも聞かれ始め、冬はもうすぐそこなんだなと感じている今日この頃です。 さて、今号では電通総研の福川社長の講演録を掲載しました。日本の魅力を高めるためのキーワードは”情報化”。この”情報化”の能力を高めれば日本も変るとおっしゃっています。 この”情報化”に関連して、センターでは「岐阜県産業の情報化のあり方に関する調査研究」を行っています。この調査研究の一環として、先日大垣市にある金型製造メーカーを訪問しました。社長曰く、商業ベースの仕事はなるべくしたくない、難しいものをやり遂げたときの充実感がたまらない、3日の納期をきっちり守るより5日かかってもいいからより良い仕事をしたい、そんな気持ちを理解してくれる人や企業と仕事をしたい、などなど。最近のコンピュータや技術関連の講習などは技術一辺倒で、ものを創る喜び、楽しみ誇りに欠けている、と言われた時は言葉を失ってしまいました。売上高を伺っても、社長自身はわからず、関心があるのは、儲けることよりも、いいものを創ること。経営者と言うよりはクリエーター、企業人と言うよりは求道者・研究者なのかも。従業員10名ちょっとの会社だからできることなのかも知れませんが、少なくとも私が期待するベンチャー企業はこうあって欲しいと願う製造業の姿を垣間見た気がしました。リストラ、空洞化、コストダウンなど、夢のない今日にあって、この小さな会社に創生期のホンダをダブらせるのは私だけでしょうか。 夢のある企業、気骨のある企業がこの岐阜で頑張っている、また、頑張れるということを教わり、元気づけられる毎日です。機会があれば、誌面でご紹介できればと思っております。 (N/Y) |