1. 自社技術・製品の特徴
カーボンマイクロコイル(CMC)は、コイル径がμmオーダーの3D−ヘリカル/らせん構造の非晶質炭素繊維です。その特徴からマイクロ・ミリ波領域の電磁波吸収材及びセンサー、アンテナ等の素子として幅広い用途が可能です。
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2. 応用・利用可能範囲(適用可能な部品等)
1)CMCビーズ |
CMCを微小粒径の樹脂ビーズに含有させたCMCビーズは発泡体、板材、ペースト材、繊維などに成形・加工が可能で電磁波吸収材として自動車部品の様々な部位に利用可能です。また、CMCビーズを発泡成形加工したCMC発泡体はETC、ITS等の高度道路交通システム等で障害となる電磁波(反射波)を広帯域で吸収できるため今後利用が可能となります。 |
2)CMC触覚センサー、接近・接触センサー |
約50cm程度からの人間や物体の接近から微笑圧力での接触まで、単一のセンサー素子で連続して検知可能です。 センサー素子の寸法・形状は目的に応じた任意に製作可能で、ロボットや機械装置の触覚検知や、衝突防止安全システム等に利用可能です。 |
3)CMCマイクロアンテナ |
マイクロメートルサイズの微小アンテナとしてRFID、ITS等に利用が可能です。 |
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CMC
CMCビーズ
CMC触覚センサー
CMCマイクロアンテナ |
3. 同業他社との相違点・優位性
【CMCビーズ】 |
GHz広帯域に亘って、20〜40dBの電磁波吸収特性を示す。 |
【CMC発泡体】 |
GHz広帯域に亘り約20dBの電磁波吸収特性を示す。 |
【CMC触覚センサー、接近、接触センサー】 |
接近(最大検知距離:約50cm)から接触(最小検知圧力1×10^-5MPa、最小検知変位 0.1μm)までを単一の素子で連続して検知可能。 |
【CMCマイクロアンテナ】 |
GHz帯域で0dBi以上の高利得なアンテナとして機能する。 |
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4. 他社採用例
電磁波吸収体、触覚センサー、化粧品等その他、各技術を用いた各種用途、開発、商品開発を共同で実施中
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5. その他特徴等 |