自社製品開発No.1-17
<技術・製品名> <工法>
小判穴ホルソー 小判穴工法
<会社名> <担当者部署・氏名>
未来工業株式会社 開発部 酒井昭弘
<所在地> 〒503-0295
岐阜県安八郡輪之内町楡又1695-1
<連絡先> TEL:0584-68-0008 URL:http://www.miraico.jp
FAX:0584-69-3900 E-Mail:

<<自社技術・製品の概要>>

  1. 自社技術・製品の特徴
     電気配線工事において、とりわけスイッチやコンセントを壁面に取り付ける場合にはその壁面に適切な穴を明ける必要があります。
     通常の作業手順は、ボックスの取り付け→石膏ボードの取り付け→ボックス位置の検知→穴あけ→器具の取り付けとなります。本品は穴あけに関して改良したものです。
     従来、穴を明けるには手鋸又は丸穴ホルソーを使用しますが、丸穴ホルソーでは最低2回の穴明けを必要とし手鋸では短時間で切り抜くのは不可能であり、作業者の熟練度によって穴の精度が大きく左右されます。
     新製品の小判穴ホルソーは穴形状を適切なサイズの小判形状(楕円)にすることにより、一回の穴あけを短時間でしかも熟練度に左右されない一定の穴形状を明けることを可能にました。
  1. 応用・利用可能範囲(適用可能な部品等)
      電機工事で石膏ボード、合板、化粧ベニヤ等の壁面にスイッチ、コンセント等の取り付け用穴加工を行う場合に利用できます。

  2. 同業他社との相違点・優位性
     他社は丸穴を2回で明ける工法なので、当社の小判穴工法は作業時間の短縮を極めて明確に実現している。

  3. 他社採用例
     全国の各工事店様に約3000台の販売実績があります。

  4. その他特徴等
    (1)水平器を装備しているので、穴の傾きズレを最小限にできます。
    (2)刃交換が簡単にできます。
    (3)壁開口後にボックスを取り付ける工法にも対応しています。

〈工業所有権等の状況〉
  1. 特許取得済み   ○2. 申請・出願中    3. 検討中    4. その他

<ポイント(製造可能な精度・材質等)> <問題点(課題)とその対応方法>
 25mmまで壁厚に合わせて深さ調整できるので、内部のケーブルを痛めません。  工具である為特定の部品が消耗しますが、交換部品として対応します。
〈適用可能な部品(例)〉 〈その他(他社採用状況)〉

<開発進度>
1.アイデア段階 2.試作・実験段階 3.開発完了段階 ○4.製品化完了段階

<比較> 従来工法 新工法(後工程を含む) 効果(予想)
・コスト
・質量
海外対応 可の場合の対応国 <その他特記事項>
不可

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