電子・電機・基板No.G-4
<技術・製品名> <工法>
リッツ銅線のコイル加工 熱かしめ・自己融着
<会社名> <担当者部署・氏名>
鈴木工業株式会社 代表取締役  鈴木義人
<所在地> 〒503-1384
岐阜県養老郡養老町下笠東江下1333
<連絡先> TEL:0584-35-2525 URL:http://www.suzuki-kogyo.co.jp
FAX:0584-35-2530 E-Mail:inabe2@sirius.ocn.ne.jp

<<自社技術・製品の概要>>
<素材の特徴>
☆リッツ銅線(素線を集合撚りした線)
  • 導通させるためには、絶縁層を剥離する。
  • 剥離は、薬品や半田付けで容易にできるタイプの銅線もあるが、高耐熱の銅線では機械的に剥離する必要がある。
  • リッツ銅線の場合、素線の本数が多いため、機械剥離には相当な時間を要する。
★端末処理
<従来の工法>
  1. リッツ銅線の端末を機械剥離
  2. 剥離した端末部に端子かしめ
  3. かしめ部を半田付け
<新しい工法>
端子熱かしめ方式を導入し
・ リッツ銅線の剥離工程の廃止
・ 半田付け工程の廃止
★コイル固着

  1. ワニス塗布
  2. 乾燥炉により加熱硬化(2H)
自己融着銅線に変更し
・ ワニス塗布工程の廃止
 (乾燥炉の加熱硬化廃止)

<ポイント(製造可能な精度・材質等)> <問題点(課題)とその対応方法>
リッツ銅線の他、並列巻きのコイルにも適用可

<適用可能な部品(例)> <その他(他社採用状況)>
リッツ銅線、並列巻きのコイル 家電メーカ殿で採用

<開発進度>
1.アイデア段階 2.試作・実験段階 3.開発完了段階 ○4.製品化完了段階

<比較> 従来工法 新工法(後工程を含む) 効果(予想)
・コスト 100 90 10%
・質量 100 100 0%
海外対応 可の場合の対応国 <その他特記事項>
○不可

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