表面処理 | No.F-2 |
<技術・製品名> | <工法> | ||
液体化学研磨システムによる処理前後の金属部品 | 金属類の液体化学研磨システム | ||
<会社名> | <担当者部署・氏名> | ||
株式会社 臼田工業 | 管理課・課長 臼田 勲 | ||
<所在地> | 〒501-3219 | ||
岐阜県関市のぞみケ丘20番地 | |||
<連絡先> | TEL:0575-24-5792 | URL:http://www.usuda-kogyo.co.jp/ | |
FAX:0575-24-6316 | E-Mail:info@usuda-kogyo.co.jp |
1. 自社技術・製品の特徴 本システムは無電界溶液を使用し、電気又は特別な冶具を一切使用することなく、部品をバレル又はバスケット内に入れ溶液に1〜10分浸漬することで部品の化学研摩、バリ取りを同時に実施するシステムであります。ヨーロッパにおいても既に高い評価を得、従来の電解張り取り機及びサーマルデバリングなどの設備が当社の導入したシステムに移行しております。 2. 応用・利用可能範囲(適用可能な部品等) 各種精密機械部品・油圧機器類・航空機部品・自動車部品・各種ノズル・紡績針/注射針・プレス部品・流し台/フォーク/ナイフ 等多分野に応用できる。 3. 同業他社との相違点・優位性 このプロセスはドイツ・ポリグラート社において、1950年代より研究、開発されてきた画期的な技術であり、既に欧州では、広域分野に納入され高く評価されております。日本国内においては弊社のみが当システムの開発、運用を手がけている開発型企業です。 4. 他社採用例 大手数社にて現在ランニング中。各社とも量産金属部品の組立て前工程のバリ取り、面取り工程に活用されております。 5. その他特徴等 部品形状を選ばずまた電気を使用しない浸漬タイプの経済的で高品質に仕上げる化学ポリッシング&デバリングシステムです。主として機械加工を行った炭素鋼部品の表面、コーナー、内面の微細バリ取り及び化学研摩が可能です。 |
<工業所有権等の状況> | |||
1.特許取得済み | 2.申請・出願中 | 3.検討中 | ○4.その他 |
<ポイント(製造可能な精度・材質等)> | <問題点(課題)とその対応方法> |
カーボケム・プロセスを適用して良好な結果を得るには、部品素材や表面状態に関するいくつかの幾何学的条件が満たされている必要がある。 | 環境対策・・プラントを稼動させる時に使用するリンス水は、各地の規制に従って処理しなければなりません。当社では、コンパクトタイプの排水処理装置を準備しています。 |
<開発進度> | |||
1.アイデア段階 | 2.試作・実験段階 | 3.開発完了段階 | ○4.製品化完了段階 |
<比較> | 従来工法 | 新工法(後工程を含む) | 効果(予想) |
・コスト | 100 | 80 | |
・質量 | 100 | 100 |
海外対応 | ○可 | 可の場合の対応国 | <その他特記事項> |
不可 | アジア圏 | 2004年8月 ISO9001 認証取得 JQ2130A |