(2).調査の結果



 20.インターネット利用の効果があった内容
     インターネット利用の効果があったと回答した企業に、その具体的な内容をたずねた結果、「社外との情報交換に効果があった」が最も多く、効果があったとする企業の51.4%が回答している。
     また、「関連技術の情報収集に効果があった」(41.7%)、「経営関連情報の入手に効果があった」(32.0%)など情報収集、情報交換面での効果を挙げる企業が多いが、その他「業務処理の効率化・迅速化に効果があった」(39.1%)、「経費の削減に効果があった」(13.9%)、「新規顧客の開拓に効果があった」(14.1%)など情報収集・情報交換を通じた様々な効果が挙げられている。

    「その他」の具体的な回答を、以下に紹介する。

    • FAXを何枚も送ることがなくなった〔サービス業〕
    • 電子メールにより、FAXの文字のように読みづらいことが解消した〔製造業〕
    • 受発注をインターネットで行うことにより、大幅なコストダウンとスピードアップが実現した〔小売業〕
    • 海外工場との書類などの情報交換が容易になった〔製造業〕


←前へ
目次へ
次へ→

[調査・研究報告ページへ]